認定こども園 長野こども学園さま
手づくりの温もりを、今のかたちで。
ページをめくるたび、園の日々の音が聞こえてくる。
笑い声、泥んこ遊びの足音、和太鼓の響き。
長野こども学園の先生たちは、その一瞬一瞬を丁寧に拾い集めて、手づくりとデジタルの力で一冊のアルバムに閉じ込めました。
そこには、“子どもたちと過ごした日々の温度”がそのまま息づいています。
アルバムづくりに込める想い
「保育の先生って、アルバムやお便りを“可愛く作りたい”という気持ちをみんな持っていると思うんです。」
そう話す長野こども学園の先生。
毎年デザインの可愛さでスタッフの間でも話題になる同園のアルバムには、子どもたち一人ひとりに向けた優しい想いが込められています。

「この写真も入れてあげたい」「あれも載せたい」――。
そう考えるうちに写真の数は自然と増えていきます。
だからこそ、各クラスで“ベストショット”を整理してフォルダ分けしておくなど、制作を担当する先生の負担を減らす工夫もしています。
手づくりとデジタルを両立して
アルバムの制作には夢ふぉとのソフトを使っていますが、毎年数ページは、手づくりの“切り貼り”で仕上げています。
ーー部分的に切り貼り制作を取り入れていらっしゃいますが、どういう想いがあったんでしょうか。

「もともとはアルバムをすべて手づくりしていたんです。でも職員の負担が大きいので業者に頼むことにしたんです。」
「でもやっぱり“少しは自分たちの手で作ってあげたいよね”という気持ちが残っていて、4ページだけは今も台紙を使って作っています。」
夢ふぉとの卒園アルバムは、ソフトで制作/台紙に切り貼り制作/デザイナー制作を組み合わせて制作が可能です。
職員ページでは、先生たちの笑顔やクラスごとの雰囲気がそのまま伝わります。
「いろんなポーズを取って、楽しみながら作っています。見てくれた人にも“仲の良さ”が伝わるといいですね。」
デザインの幅が広がり、アルバムがもっと楽しく

2021年から夢ふぉとを利用するようになり、すごく可愛くなったとのこと。
ーー写真の枚数も他の園様と比べても多く使われているようですね。
「写真のサイズを自由に変えられるようになったので、たくさんの写真を使えるようになりました。
“見応えがある”と保護者の方からも喜ばれています。」
導入のきっかけは、検索で見つけた夢ふぉとに資料を請求したこと。
「いくつか問い合わせた中で、サンプルアルバムを送ってくれたのは夢ふぉとさんだけで。
実物を見られたのは大きかったです。」
テンプレートも活用しながら、
「全部を1から作るのは大変なので、ベースを使いつつ工夫しています。
年々素材が増えているのが嬉しいです。」と話します。
楽しみながら、少しずつ進める
本格的な制作が始まるのは11月ごろ。
「保育の合間に少しずつ触りながら、前年度の先生に聞いて慣れていきます。
12月中に大体仕上げて、1月半ばには完成させます。」

制作の時間は、負担というより楽しみの時間。
「楽しいから時間を忘れてしまうんです。イラストを入れたり、写真を並べ替えたり。
やろうと思えば何でもできるので、やりすぎないように気をつけています(笑)。」
クラスごとに個性が出るのも、長野こども学園のアルバムの特徴です。
「この園の先生たちは、自分で作りたい人が多いんですよ。
なので前年のアルバムを再利用はせずに、それぞれの工夫やセンスが詰まったアルバムになっています。」
―― ソフトを使ってみて、改善してほしい点はありますか?
「行事に合うイラストをよく使うんですが、
和太鼓やスイミングなど、探しても見つからないときがありました。
どの園も行事が違うので仕方ない部分もありますけど、
“この写真にはこの絵を添えたいな”と思うときがあるんです。」
園ごとに取り組みは違う――そんな声を受けて、お客様と一体になって素材のバリエーションをさらに充実させていく姿勢が重要だと気付きました。

チームで支え合う制作体制
園内では、得意なことを生かして分担しながら制作しています。
「写真の切り抜きが得意な先生、撮影が得意な先生、
デザインセンスがある先生など、いろんな“得意”を持ち寄っています。」
制作のチェックは、最後に園長先生が軽く目を通す程度だといいます。
「“いいんちゃう?”って言ってくれるくらい(笑)。」
「せっかく楽しい思い出が詰まったものを作ってくれてるので、その時の先生の意見を尊重して作ってもらえれば。」
子どもたちと保護者と先生と園。
それぞれを想い、信頼し合っていることがインタビューから伝わってきました。
子どもたちの笑顔を残したい
「うちの園は行事が多いんです。和太鼓や体操、スイミングスクールなど、取り組みが本当にたくさんあって。
でも“いい笑顔”を選ぼうと思うと、やっぱり遊んでいる写真が多くなります。
外で泥んこになったり、プールでのびのびしている写真は、見ていても気持ちがいいです。」
普段は公開されない写真も、アルバムを通して改めて振り返ることができるといいます。
「“こんなことしてたんだな”って、先生も保護者も思い出せる。
アルバムを開くたびに、園で過ごした時間が蘇るんです。」
「子どもたちの“好き”を育てる」
長野こども学園さまでは、和太鼓や体操、スイミングなど、園の取り組みが多岐にわたります。
根底にあるのは子どもたちへの愛と、日々の生活から育まれる学びです。
ーーホームページなどを拝見しましたが、行事や取り組みが多いですね。
「ホームページでは“取り組み”や“教育”という言葉を使っていますが、実際はもっと生活に近いものなんです。
最初は靴を揃えるとか、身につけたほうがいい習慣から始まって。
そこに子どもたちの成長が自然とつながっていくんです。」
子どもたちの成長意欲や自信は底知れず、自信につながるとまた進んでやりたくなる。
跳び箱は特に人気で、12段を跳べるようになった子もいるとか。

先生たちが大切にしているのは、それぞれの子どもが“好きなこと”を見つけ、自信を持つこと。
「どんな子にはいろんな可能性があるから、“これが好き”と思えるものを一つでも見つけてほしい。
小学校に上がる前に、少しでも自分に自信が持てるように。そんな想いを込めて、日々の保育をしています。」
送迎バスがないため、教室の前までお迎えに来る保護者さんとその日あったことを会話する習慣があります。
そこで先生から保護者にこんなことが出来るようになったんですと伝えると、子どもはまた褒められて嬉しいから自信に繋がっているようです。
保護者にも、先生にも特別な一冊に
アルバムを受け取った子どもたちは、「写真いっぱい載ってた!」と嬉しそうに話してくれるそうです。
一方で、卒園式の日には涙する保護者の姿も。
「6年間の思い出が詰まってますからね。
送り迎えで毎日訪れるので、園児たちよりも保護者の方にとって思い出の場所なんです。」
「保護者さんにとっても本当に濃い6年間だと思うので、こうしてアルバムを残してもらえるのは一番ですよね。」
結びに

手づくりの温もりと、デジタルの便利さ。
どちらも上手に取り入れながら、“子どもたちの笑顔を残す”という想いを大切にしている長野こども学園。
アルバムづくりを通して感じられるのは、「子どもたちのために」と楽しむ先生たちの姿勢そのもの。
ページをめくるたびに伝わるのは、子どもたちと過ごした“かけがえのない毎日”です。
夢ふぉとスタッフにとっても、卒園アルバムが受け取る子どもたち一人ひとりだけでなく、アルバムを作る園の先生方の想い、そして保護者にとっても思い出深い園の記録が詰まっていることを再確認できました。
サンプルセットをお届け!
サンプルアルバムに商品カタログと制作ガイドをセットにしてお届けします。
無料サンプルセットは早ければ即日発送でお届けしています。
お気軽にお問い合わせください。
お見積もり依頼・無料の資料請求
(カタログ/サンプルアルバム)は
こちらから